あなたはポイントカードを何枚持っていますか?
俺は優に10枚を超えています。

俺が今やっている仕事でポイントカードを導入する商談がある。

説明するものは顧客管理の必要性を説き、CSの向上を声高に叫ぶ。説明を受けるものは顧客の囲い込みに必死になっている。


何やってんだか。
つくづく自分の仕事が嫌になる。


んなもん導入してもあんたら顧客の顔を覚える気なんて毛頭ないんだろ?
あんたらが気になってるのはどの客がお金を持っているかを知ることであり、そのカードで他社の所にお客が行かないようにすることだろ?

んなもん導入しなくたって話をすれば、お客の生活水準も分かるし、性格も分かる。話ができれば、情も沸き、お客も来てくれるだろう。

ペンペラペンのカード一枚でお客を自分だけのものにしようという考え方が俺は大嫌い!そんなに店に来て欲しいなら顔を見て話をしろ!

やっぱり俺はシステムというものが人間関係を希薄にしているように思えてならない。


カードなんて捨てて、ちゃんと話をして下さい。

私の仕事1

2003年5月19日

人に依存しないシステム作りに励みましょう!
→人間なんて信用しません。

とあるユーザの定例会で(定例会というのはシステム導入時に進捗確認をするために開催する会議というのが名目だが、内実は責任のただのなすりつけ合いの会議のこと)こんな発言が飛び出した。

「担当者がいないとシステムが止まった時どうするんですか?人に依存しないシステムを作って下さい」と。

びつくり。
唖然とした。
なんて恐ろしいことやってんだ。
ブッシュよりこえーよ、あんた!


システムは必要最低限の頭数で会社を管理・運用するものということは分かっていた。
そして、そんなものを世に普及させている自分の職業は汚らわしい。

しかし、お客のこの言葉を聞いて初めてリアルな体験として実感した。
人よりシステムのほうが大事なんだと。
そんなもんばっか作ってしまったら人間いらなくなるじゃん。
面白くもなんともない社会作ってどうすんだよ。

企業は企業自身が大きくなると大きくした分だけ歪みが大きくなる。その歪みを人間ではなく機械で埋めてしまおうというのがシステムの発想の元なんだろう。

人間が必要ない社会なんて
社会じゃない。
ただの場所・空間に過ぎない。

システムの創造が社会の崩壊を生む。

そうまでしてシステムを導入したがる企業がわからない。理解できない。人より利益の方が大事という考え方も受け入れれない。

こんな俺は甘ちゃんなんでしょうか?

ホテトル穣

2003年5月16日

広島のホテルに泊まった時のこと。
横断歩道を渡っている俺の前を一台のバンが暴走気味に通り過ぎたと思うとUターンして俺が泊まるべくホテルに横ずけした。後ろ扉が開き、一人の女性が降り、足早にホテルに駆け込んだ。

その女性はフロントには向かわずに一人でエレベーターの中に消えていった。


ホテトル穣の出勤風景を目のあたりにしてビックリするとともに、このホテルのどこかに楽しいことやっている奴がいるんやと思いました。


それは親父とおかんがヤッテいたというのに似た軽いショックと興奮。

なかなかおもろいね、広島は。

Waffles

2003年5月15日

「裏関根」だったかタイトルは忘れたが、かなりマニアックな視点で物事であり、出来事であり、エロを追求する関根勤の深夜番組がある。
番組自体かなりおもしろいのだが、それ以上にビックリすることがあった。
その番組のエンディングテーマに大学時代のゼミで同じクラスだった子の曲が流れていたのだ。
タイトルは忘れたが、バンド名は「Waffles」

深夜1時過ぎ、広島のホテルのテレビの前で頑張ってんな〜と素直に感心した。
2,3秒遅れて俺も負けちゃいられんな〜と奮い立った。いつのまにか拳が硬く握られていた。

意外なところで意外な人と出会いました。
頑張っている人はかっこええ!


ほんわかした曲調で
ちょっと憂愁が漂う感じです。
CYMBALSにちょっと似ている曲調です。
ちなみに女性ボーカルバンドです。
よかったら聞いてみてください。

広島出張

2003年5月14日

広島出張を利用して平和記念館に行ってきました。

ここに驚くべく事実と決して目を背けてはいけない過去を記す。

1.広島原爆投下の理由→広島が原爆の威力を測定するのに適した地形だから
2.朝鮮戦争・ベトナム戦争・冷戦時・湾岸戦争で原爆投下が検討されていた
3.原爆の被害のほとんどは爆心地半径3km以内
おまけ:原子爆弾はでかい(直径約3m)

一つづつ所感を述べると
1.アメリカは実験として原爆を投下し、大量殺人を行なった。
2.日本以外にも原爆が投下される可能性があった。
3.広島全体が原爆の被害を被ったと思っていたが、こんなこと言っちゃ悪いが主な被害はたった爆心地3km以内だった。このことからいかにマスコミが事実を誇張して吹聴しているかを垣間見た。
おまけ:人一人で持てるものだと思ってました。(普通にびっくり)

平和記念館に来て、自分が如何に無知かを知った。
そして、本当の真実を知った。
ここには淡々と事実が刻まれていた。
マスコミによる情報操作、権力による言論統制などなく、ただ過去にあった出来事をそのまま、むきだしの真実の形で語っていた。
だから、よけいに迫力もあり、恐ろしくもあった。

戦争もそうであるが、アメリカのせいで現代は「俺のほうが強いんだぞ」が世界の哲学となりつつある。
そのせいで多くの人間が死に、弱者が苦しめられている。
人類を絶滅する権限をアメリカに与えてはいけない。
「俺のほうが強いんだぞ」じゃなく、他人を思いやれる心を持ったを持とう。
J・F・ケネディはこんなことを言っていた。
「地球の未来のためには、全ての人がお互いを愛する必要はない。必要なのはお互いの違いに寛容であることである。」

”原爆ドームは年々小さくなっている”
原爆ドームは今では広島球場・繁華街の影にひっそりと建っている。
建物自体には変化は大してないのだが、それを囲む世界の変化(資本主義・アメリカ化・グローバリゼーション)が人々の心の中にある原爆ドームを小さくしている。

あなたの中にまだ原爆ドームはありますか?
他人の痛みを感じられる心をもっていますか?


戦争って本当に必要なんですか?

勝ち負けなんてない

2003年5月12日

座禅を終えて、こんな境地に達しました。
どんな凄い人がいようが、例えば、カルロスゴーンやイチローがいようが
あなたは俺以上ではない。
どんな弱い人間がいようが、あなたは俺以下ではない。

「どんな人も俺以上やないし、俺以下でもない」

と思うのであります。


人に優劣をつけるのが資本主義社会だ。
でも、人それぞれ価値観は違うし、
幸せのカタチは違うのだから、
ある場面では優れていても、ある場面では劣っている。勝ち負けなんてない。

ちょっと最近、
何が幸せかよく分かんなくなってきました。
そして、自分の幸せとどう向いあっていけばいいのかも。

俺は俺の幸せを黙って追求すればええのかな〜?

欲望に溢れた町

2003年5月9日


座禅から帰ってきて目にした町は欲望に満ち溢れていました。

人は一日コップ一杯の水と3杯のご飯さえあれば生きていけるのにビールがぶ飲みし、残飯が溢れている。

ネオンが光々と町を照らし、美しい夜空を奪う。
人の声・音声だけでなく町に溢れる看板・広告までもがうるさく感じられる。
そんなに宣伝したって売れるもんは売れるし売れねーもんは売れねーよ。

携帯電話だけでなく、
世の中にゃ必要ねーもんがいっぱい存在している。


でも、こんなスタイルで世の中を見回していたら、
余計つまんねーなと思う今日この頃です。


5/2〜5のGWを利用して行ってきた座禅のことを
HP(http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/3737/)にUPしましたのでぜひ見てください。


興味のある人は
1.GW 2.夏休み 3.冬休み 4.春休み
に開催されているのでぜひ参加してみて下さい。

お問い合わせは円覚寺046-722-0478

島田紳助

2003年5月7日

島田紳助について解説させて下さい。

つい最近、松本人志×島田紳助の「哲学」という本を読んだ影響もあるけど、俺の独白聞いて下さい。

俺は数ある芸能人の中でとりわけ島田紳助が好きだ。その本を読むずっと前から。

喋りの天才だと思う。
松本人志も天才だと思うが、
島田紳助の場合は、聴衆に対する優しさがある。
松本人志はなんで俺を理解できへんねん!といつもボヤいているが、島田紳助はそれを理解できる形で話す。
さりげないが、そこが凄い。
どれくらい凄いかというと、IT業界を説明するのにIT用語全く使用せず説明できるくらい凄い。
難しいことを簡単に伝える。
簡単そうに見えてめちゃ難しい。
松本人志は難しいことをそのまま伝える。
そこに深みがあるのだが。

そして、島田紳助にはセンスがある。
明石家さんまの場合、華はあるが下品に感じる。
野球で例えるなら、島田紳助は王、明石家さんまは長嶋だ。

さらに、島田紳助は哲学を持っている。
それは自己体験によって得た揺ぎ無い哲学。
おそらく死ぬまで貫き通すであろう漢の美学というべき哲学。
思わず、唸ってしまうような哲学。
例えば、「なんで同じ道を歩くのに初めてのときは長く感じて、2回目以降は短く感じるのか?」
という話をしていた時、俺は納得しすぎて唸りを通り越して、ポカンと口を開けたまま放心してしまった。
頭がええな〜と素直に感心してしまう。
この人は常に何かを考えながら、生きている。
なおかつ、一つの物事に答えを二つ以上の用意している。
そうしなきゃ、哲学なんて生まれないし。


もっと、シンプルに島田紳助はおもろい。
話を聞いているとワクワクする。
明石家さんまはうるさすぎるし、松本人志は人のオナニーを見ているみたいな気分になる。
島田紳助の笑いは俺を無防備な丸裸にする。
さらけ出せる。
だから、気持ちいいのかもしれない。
I ラブ 島田紳助

きもっ。


「松本紳助」で二人が口を揃えて発した言葉である。俺も昔は熱っぽく語っていた言葉が今では熱く語れなくなった事態に多々遭遇する。
それは語りを何個も用意できるほどの許容量が自分にないからだと思っていた。

違う。

熱くなくなったからだ。

真剣に魂乗っけて相手に伝えたいと思える言葉が他にでき、もうその言葉じゃなくなったからだ。

ちょっと救われた気分になった。

同じネタから進歩を伴う創造はなかなか生まれない。
昔のネタは昔の自分を確認する為に
自分の中にしまっておけばいい。

同じネタはできひん。
二人のしゃべりの天才も同じなんだ。

アンテナ復活

2003年5月1日

弟と暮らすことになってわが家にもテレビ電波というものが約一年ぶりに受信された。

約1年ぶりに目にするテレビは一年前のそれと大して変わっていなかった。

あいからず、CMが大量に垂れ流れ、
深夜になればプロ野球の結果が溢れいている。
「内村プロデュース」もやってれば「松本紳助」もやっている。

俺がテレビを見ていようが見ていまいが
何の影響もない訳だ。

電波を送る側は変わっていなくても
電波を受ける側(つまり俺)は確かに変わった。

テレビに対して、自分が正面きって望めるようになった。テレビを見終わった後に生じる「俺の人生はこんな時間つぶしの為にあるわけじゃない」
という責任転嫁も甚だしい苛立ちもなくなった。

知らず知らずの内にテレビとうまく付き合える身体になっていた。

僕達はテレビを楽しむ自由も持っているが、
テレビを消す自由ももっているのである。


そんな当たり前のことが無意識にできるようになりました。
電波を送る側が変わらないんだったら、
自分が変わるしかないっしょ!

NEW FAMILY

2003年4月30日

約五年間一人暮らしをしてきたけど、
4月から弟と二人暮らしを始めました。


オナニーを堂々と出来ない生活。
ましてや女を連れ込むのには周到な準備が必要とされる生活。(ちょっと見栄はりました)

二人で暮らしていると
常に相手のことを頭の片隅で考える。

食器ほったらかしにしておいたら
弟がかわいそうだなとか、
弟が寝ている時に家を出て行くから
できるだけ音をたてないようにしたりとか。


家に帰ってくるとその日起きたことをお互い何の気なしに話している。

こういうことって結構大事な気がする。

確かに一人で暮らしていたらやる必要がなく、
煩わしいだけの係累が増えただけかもしれないが
人のことを思いやるとかいう気持ちはこういう作業の繰り返しによって生まれてくるんじゃないかな。

今までおろそかにしてきたけど、
これからは大事にしていける気がする。


5年ぶりに家族ができました。

そっとこう呟く

2003年4月28日

人間自分の置かれている環境でモノを考える。
人間どんなに強くても回りの影響を受けながら生きてるもんだ。時代だとか、人間関係だとか。
だから、今俺は世の中の8割を占めると思われる弱者の立場からモノを考え、発言している。

もし、俺が会社の社長にでもなり、使い切れないような金を手に入れたらもう今みたいな考え方はできないかもしれない。
いかにして、この資産を増やし、守るかにばかり尽力を尽くすかもしれない。

だから、思う。

”力を持って傲慢になってしまうくらいなら無力のままでいい”と。


どうやら戦争は終わったみたいですね。

ブッシュさん、十分金儲けはできましたか?

ああ、ごめんなさい。
金儲けはこれからでしたね。

イラクをかつての日本のように
何でも言うこと聞く忠犬にするのでしたね。

いつになったら、気付くんだろう?

価値観は一つじゃないってこと。

マクドナルドもGAPもスタバももうたくさん。


あれだけ多種多様の人種がいるアメリカなのに
どうして大統領はアメリカ白人だけなんでしょうね?

アメリカに富を集めるのに最適ソリューション「資本主義」。

そろそろ裸の王様ですよ。
必死で追随しているのは日本と中国ぐらいですよ。

ブッシュさんへ質問。
戦争で人を殺すのと資本主義で人を殺すのどっちがお好きなんでしょうか?

携帯を携帯する

2003年4月24日

俺は携帯電話というものが嫌いだ。

とかいってもう5年近くも携帯しているのだが。

その理由は受け手の状況に関わらず、
割り込んでくるからだ。
非常に無神経でマナーがない。

俺がとても大事な話をしていたとしよう。
しかし、相手がそこで携帯電話をとってしまえば
話は一時中断してしまう。
どんなくだらない要件の電話でも中断してしまう。

携帯電話とは相手を気遣う心配りを失わせる道具だ。
電話のかけ手の都合優先。
なんだか、携帯電話を持つことに疲れてきました。

しかし、携帯の恐ろしい点は
人間心理を巧みについている点である。
だからここまで普及した。

第一に、大多数の人間が携帯を持ってしまえば、持っていない人間は疎外感を感じてしまう。

第二に、誰かしらから電話がかかってくると、
他者の繋がりを感じれる、他者から必要とされていると思わせてしまう力を携帯電話は持っている。

10日間ほど携帯に着信がないだけで
軽い自己嫌悪に陥るのもそのせいだろう。

だから、多くの人が必死で携帯電話を見つめている。

俺の友達が
携帯を携帯することを辞めた。
すると、数日間は携帯が気になって不安になったという。

そういうことだ。

現代は生きていく上で必要のないものが多々存在する。
それをさも必要不可欠なものに思い込ませるビジネス社会。
だから、消費者はそれを判断する能力・否と言える強さが求められている。


携帯電話を携帯すること、否に一票!!

声に張りがない。

2003年4月23日

とある友達に言われた時どきっっとした。
いままで声に張りがないなんて言われたことがなかった。
今の俺の充実してなさは極限まで達し、こんなところから危険信号を発信しているのかもしれない。

いくらツマンナイ日常をおくっていようが
気持ちだけはしっかりと持っていたい。

軽快なリズムを刻み、胸を張り風をきって歩きたい。

心が荒んでいる

2003年4月21日

心が荒んでいると、世の中も荒んで見える。
心が満たさせていると、世界を美しく感じられる。

僕達は常に色眼鏡をかけながら生きている。

眼鏡を外すと何も見えなくなってしまうから。

世界が美しく見える眼鏡をかけていたい。



想像力ニアリーイコール創造力。
想像力にほんのちょっとの勇気を足せば創造力が生み出される。
バーテンダーというより飲食店経営者と日をまたがって語り合った。
とんでもない人間って在野にも結構居るもんだ。
仕事ばっかやってると見えない世界。
久しぶりの刺激。

初任給1300万の会社で数年間働き、
脱サラして貿易会社を作り、
今はバーをニ店舗経営している人。
その過程のどこかで刑務所に服役している。


こういう人に出会うと俺はトキめく。
いてもたってもいられなくってつっかかる。
自分の価値観をぶつけてみたい衝動に駆り立てられ、抑えきれなくなる。

あーだこーだ言ってる自分が小さく思える程
大きかった。

「不平不満なんて愚痴るもんじゃなくて自分で何とかするもんだ。」
それをやってのけた人の言葉だからこそ力がある。

ちょうど心臓あたりを指差しながら
「自分のハートを信じろ!」と繰り返し言ってた。
「BELIEVE YOUR 鳥肌」ということですね。


冒頭で述べた「想像力ニアリーイコール創造力。
想像力にほんのちょっとの勇気を足せば創造力が生み出される。」
という言葉はこの人の話を聞いてて俺が思ったこと。想像できなきゃ何も生まれやしない。
まずは想像。
そして行動に移せれば
想像が創造となる。


空っぽの情念じゃ語り尽くせぬけれど、
想像を創造に昇華出来た時、もう一度彼に会いに行こう!

今日の日記

2003年4月17日


情念が溢れたので
少し大きな器に取り替えました。

そしたら、中身が空っぽになりました。

さあ、もう一度この新しい器に情念を注ぎ込もう。


ということで飲み会が開かれた。

サラリーマンという生き物はほんとに
何かある時と出張の時飲みたがる。

その場は前に進むために用意されたものではなく、
ただ過去をねぎらうための場所。
日常で全力を尽くしている人間の癒しの場ならアリだが、ここには普段から、なあなあで生きてるやつばかり。
毎日が天下一武道会という人間なんていやしない。


もうがっかりだ。
もうたくさんだ。

あんたらのオナニーに付き合うのは。

この飲み会後、激しい絶望感に襲われた。

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