12/18のだいありに関連した映画を見たので
その感想文を書いてみます。


大概の日本人にとって東条英機は悪者だろう。
日本の軍国主義先導し、戦争を引き起こした張本人だと。
しかし、あの戦争は起きるべきして起きた。
もし戦争がなかったら欧米諸国は植民地政策を推し進め、
亜細亜の発展はあと半世紀は遅れていたと思う。

ま、そのへんの話は置いておいて
この映画は東京裁判の真実を映した貴重なフィルムである。
戦争に勝った者が正しいのではなく、強いから勝っただけ。
そして、東京裁判というものは
”戦勝国は正しい”という論理の押し付けであった。
間違った認識を植え付けられている日本人にみせてやりたい。
そこには日本人が日本人たるべきために必要なスピリッツがあるから。



この映画の主人公は東条英機である。
彼は戦争責任を追及された時、
多くの同胞を死なせてしまったことに苦悩しながらも
”私は正しいことをした”と毅然と言い放った。
そこに、漢を見た。
あれこそ真の強さである。
気概のみで震えた映画は初めてかもしれない。


映画の最後、東条英機は裁判官に
「DEATH BY HANGING」と告げられ、
12/23皇太子の誕生日に絞首刑。
それは戦前日本人が信じてきたものをすべて打ち砕くのに十分過ぎる一言だった。
1948年12月23日。
日本人のプライドは闇に葬り去られた。

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