自由市場

2003年11月24日

フリーマーケットに初めて出店した。

明治公園で定期的に行なわれているフリーマーケット。
出店料2,000円を払えば誰でも出店できる。

出店に際して、一番の懸念事項は
出店料を回収できるほどの売上を上げることができるのか?
ということだった。
なぜなら、俺が用意したものは
着なくなったもしくはいらない服だから。
服というのはこのフリーマーケットにおいて
買い手有利の売り手飽和市場なのである。


幸いにも、今回用意した服のほとんどがブランド物だったから、
その辺をウリにして、いざハンマープライス!!


朝8時には商品を並び終え、商売を開始。
すると、10分もしないうちに2着ほど売れた。
まず売れたのはGOODENOUGHとかMILKBOYといった高額商品。
その後も順調にぽつぽつと売れ
最終的には約10点が売れ、売上は7000円弱。
雨が降りそうなので12時くらいには引き上げた。


とりあえず、出店料を回収できたことに一安心。

しかし、高い金払って買ったものを
二束三文で売るのはどこかやるせない。
一回して着てないSUITCOMPANYのシャツはたった300円。
牛丼一杯かよっ。
結局一着1000円以上で売れたものは一つも無い。
数々のブランド品が1000円以下で買われていった。


商売というのは
売り手有利の買い手飽和市場に向けてやらねば儲からない。
身にしみて分かりました。

フリーマーケット終了後は
100円とか10円がとても貴重に思え、
恐れ多くてなかなか使えなかった。
お金を稼ぐってこういうことだろう。
企業だとかに所属してるのは、
お金を稼いでいるのではなくお金を貰っているという表現が正しい。
稼ぐという概念は依存することからではなく、
自立することから生まれるのではないだろうか。

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