"投票率はどうして低いのか"についての考察1
2003年11月7日唐突に弟が「なんで、投票率って低いん?」
と聞いてきた。
俺の弟は大学に通っているのだが、
その弟がある講義で「投票率はどうして低いのか?」
と教授から質問され、しどろもどろになったと言う。
他の生徒も一票の重みなどの選挙制度の問題点や
政治に無関心になったからと答えてたが、
弟としてはどうも納得いかなかったらしい。
そこで、俺に質問してきたわけだ。
俺がひねり出した答えは・・・
「有権者の身近に政治的な危機感が欠如しているから
つまり、投票しなくても日常生活に支障をきたすことはないから」
政治に無関心という答えに通じるものがあるが、
無関心の原因が分からなければ、投票率の低さの答えにはならない。
俺はその無関心の原因が”危機感の欠如”だと思う。
人間っていう生き物は日常生活に支障をきたすことがなければ
なかなか危機感をもたないものだ。
日常生活にクリティカルな時期が来なければ投票率は上がらない。
つまり、有権者が危機感を共有できなければ投票率は上がらない。
だから、投票率を上げる為には
すでに政治は致命的な瀕死状態であり、
身近に存在する支障を政治で解決できますよということを
流布していかねばならない。
まあ、しかし政治がそのレベルまで下りてくるのではなく、
国民一人一人がもっと国レベルの問題意識を持ち、
自分には何ができるのかを考え続けることの方が
優先課題だろう。
政治が国民に媚びへつらう必要はない。
ただ、情報は公開せよ!!
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