有象無象の立候補者の訴えについて

”景気回復を最優先にします。”
という演説を良く聞く。
ほとんど全ての政治が口にしている気がする。
政治家は相変わらず経済さえ順調なら国民は幸福と思い込んで
惰性で政治をやっている。


しかし、「もっと豊かに」という目標には人々はもうロマンも
魅力も感じなくなっているから投票率が下がってるのではないか？

「もっと豊かに」という目標にロマンを感じなくなっていることは、
沖縄に移住する人は年間2万5000人に達する
というデータからも分かる。
経済学の理論では、雇用機会が多く賃金水準の高いところに
人は移動するのに，沖縄に向かうのは金の亡者の住む世界がいやだからだろう。
＊ちなみに沖縄は日本で一番失業率が高い

ごく一部の人だけがとんでもない報酬を得るのは、自由競争社会がもたらす当たり前の結果だ。
にもかかわらず、日本は「勝ち組」になることを国民全体の目標にしているから、おかしなことになっている。

政治家の皆さんも豊かさとは何かについてもう少し考えて下さい。