雨宿り
2003年10月13日自転車で青梅街道を走らせていると
突如大雨が降り出した。
空の様子から判断すると通り雨のようだから
屋根のあるところに緊急避難した。
すると、俺と同じような境遇の数人が雨宿りに来た。
特に会話を交わすこともなく、黙って雲が通り過ぎるのを
十数分待っていた。
雨が小降りになってくると
それぞれが思い思いの方向へ散っていったが、
その場を離れる時、軽い会釈をして離れていくのだ。
人間的な交流をした気がした。
少なくともコンビニで買い物をして杓子定規に
「ありがとうございました」と言われるより
気持ちいいもんだった。
雨でびしょびしょになったが、一緒に心も洗われたようだ。
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