先発投手〜球の抑えが効かない〜
2003年7月28日5回無失点、5三振、被安打2、5四球。
これが俺のピッチング内容。
上出来だ。
対戦相手は4部まである草野球リーグの3部所属チーム。
この日の調子は決して良くなかった。
気持ちが球に乗るという感覚のボールが少なかった。
一人あたりの球数は5球前後。
投球数は120球を超えた。
決して球も速くない、
変化球も見せ球のカーブくらいの俺が
なぜ抑えれるか良く分からないが、
気持ちで投げると意外と打たれない。
意識しているのは小宮山直伝の
・ボールを深く握る
・肘を肩より高く上げる
・球をできるだけ長く持つ
・グラブを胸の前に置く
これだけなのに。
俺、意外とすげーかも?
三塁までランナーを進めること4回。
でも、点はとられない。
無失点記録更新中。
前回の初ピッチングでは投げる楽しみを覚えたが、
今回は球の抑えが効かないという事態に遭遇した。
4,5回から疲れで足がヒクヒクしている。
肩は全然平気なのに踏ん張りきれないから
球の力が減退する。
ピッチャーは下半身が基本とどこぞの漫画で読んだセリフが頭をよぎる。
でも、これが球が上ずるという感覚か〜と
どちらかというと新感覚を楽しんでいた。
もちろん、こうなると四球が増える。
だから、5四球。
でも、なんでストライク入らないか
分かっているから修正が利くのが大きい。
体を開きすぎているとか、
球離れが早いとか。
疲れでストライクが入らず自滅するシーンを
高校野球なんかでよく目にするが、
それが自己体験できるとは。
久しぶりの予期しない出来事にワクワクする。
ピッチャーってめちゃくちゃ楽しいよ。
まさに野球の醍醐味。
小宮山の教えさえ意識すれば誰でもある程度できるよ。
それを知らないで野球しているのはもったいない。
大学のサークル時代にもピッチャーやりゃ良かったな。
だが、楽しみの代償は大きく、翌日・翌々日は全身筋肉痛で身動きがとれなくなった。
ウグッ。
コメント