ヒキガエルの話

2003年6月16日


ヒキガエルの好物は、ハエやクモやミミズである。何日も食物を与えずにいるヒキガエルの前にミミズを置くと当然それに飛びつき貪るように食べる。その後、今度はヒキガエルの前に細長いもの、例えばマッチ棒を置くと、なんとそれにも飛びつくという。
つまり、ヒキガエルにとって、絶食後、最初にミミズが与えられると、それに味をしめ、次に獲物として探すべき形はミミズだ、となり、ミミズによく似た形のマッチ棒にさえ飛びついてしまうということなのである。
専門的に言うと「探索像が現実に知覚している像を歪める」
自分の肉眼で見えている目の前のことよりも、求めているイメージの方が勝ってしまう。このことは、現実のあらゆるところでまちがいを引き起こしているかも知れない。

小泉フィーバーにしかり、UNIQLOにしかりブームなんてそんなもんなんちゃうかな?
また、ブランドなんかもその類でしょう。

動物から学ぶ所は多い。

ブームに踊らされぬよう、心にヒキガエルとミミズとマッチ棒を!!


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