アンテナ復活
2003年5月1日弟と暮らすことになってわが家にもテレビ電波というものが約一年ぶりに受信された。
約1年ぶりに目にするテレビは一年前のそれと大して変わっていなかった。
あいからず、CMが大量に垂れ流れ、
深夜になればプロ野球の結果が溢れいている。
「内村プロデュース」もやってれば「松本紳助」もやっている。
俺がテレビを見ていようが見ていまいが
何の影響もない訳だ。
電波を送る側は変わっていなくても
電波を受ける側(つまり俺)は確かに変わった。
テレビに対して、自分が正面きって望めるようになった。テレビを見終わった後に生じる「俺の人生はこんな時間つぶしの為にあるわけじゃない」
という責任転嫁も甚だしい苛立ちもなくなった。
知らず知らずの内にテレビとうまく付き合える身体になっていた。
僕達はテレビを楽しむ自由も持っているが、
テレビを消す自由ももっているのである。
そんな当たり前のことが無意識にできるようになりました。
電波を送る側が変わらないんだったら、
自分が変わるしかないっしょ!
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