ノミの話
2003年3月10日こんな話知ってますか?
ノミって生物いるじゃないですか。
あれは普段1メートル近く飛ぶことができるんですよ。
それを高さ30センチくらいの透明なガラスの中に閉じ込めると初めは何度も体をガラスにぶつけるんですけど、何度も繰り返しているうちにガラスにぶつからなくなるんですよ。
そして、ガラスを取ってももうノミは30センチしか飛べなくなるです。
要は何が言いたいかというと人間も同じじゃねーかということです。
”生き延びる”という事と”生きる”という事は違う。
30センチしか飛べなくなったノミはもう”生き延びる”ことしかできないだろう。
1メートル飛ぶことが出来るノミは”生き”続けることができる。
世の中には生き延びている人間が多過ぎるんじゃないか?
サラリーマンのほとんどがこれに属するだろう。
俺はこれ以上いうつもりはない。人の生き方それぞれで正解なんてないんだから。
それに、人のことをどうこう言えるほど俺は大した人間ではない。
でも30センチしか飛べない奴が一度でも1メートル飛べたならそれだけで生きた価値はあると思う。
生き延びるのではなく、生きたい。
それが俺の切なる望みだ。
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